薬物依存者は周囲の人間に発覚すること
薬物依存者は周囲の人間に発覚すること、逮捕されることを恐れるため、事実をしばしば隠す。このため、薬物依存症の患者として医療施設で治療が行われているのは、患者群の一部に過ぎないと思われる。覚醒剤、ヘロインなどの麻薬では耐性を獲得しやすいとともに逆耐性の機序を持つために治療は長期化する傾向にある。
また、患者の意志が弱い場合、過去の麻薬入手の経験により一般市民より麻薬の入手が容易であるためにしばしば中断する。 逮捕され、刑務所に収監されると、内部で麻薬関連犯罪で逮捕された者と出会うことでかえって「ドラッグ仲間」が出来てしまい、出所後に薬物の購入を持ちかけられたり、密売などの犯罪に誘われるケースもある。
麻薬及び向精神薬取締法では、一般市民に対して違法麻薬の所持・譲渡・製造・医療目的以外・輸出/輸入が厳しく規制されている。また上記内で毒性の強い麻薬は、覚せい剤取締法やあへん法、大麻取締法の特別刑法によって規制が行われている。
いわゆる脱法ドラッグに関しては薬事法での医薬品、医薬部外品などの製造、流通にあたるとして規制を図っているが芳香剤や観賞用試薬という偽装理由を提示されることから規制しきれていない。
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現在、違法麻薬に指定されている化学物質と化学式が非常に良く似ているが違法麻薬には指定されていない薬物(デザイナーズ・ドラッグ)を意図的に作り出したり、向精神薬取締法で購入が規制されている向精神薬を精神病治療と偽って入手した精神治療薬が密売され、麻薬的に使用される(違法ドラッグ・脱法ドラッグなどと呼ばれる)という現象が社会問題となっている。
たばこやアルコール飲料については薬理学としては中毒性物質ではあるが、ニコチン依存症やアルコール依存症・急性アルコール中毒という習慣性・常用・乱用に発展するという点で、保健衛生上はドラッグの一種に含む。国内では、違法麻薬に指定されている薬物を麻薬と呼ぶため、たばこやアルコールは麻薬と呼ばない。